上手く使えば便利 ショートステイ
介護をしている方は、中々まとまった休みを取ることが出来ません。
しかし、いつまで介護生活が続くのか先の見えない中で、介護者が疲労困憊してしまっては、普通の日常生活が困難になってしまいます。
今日は、そんな時に頼りになるショートステイについてのお話しです。
ショートステイとは
【ショートステイ(短期入所生活介護)】とは、要介護者が施設に期間限定で短期間入所し、日常生活のお世話や機能訓練などを受ける事が出来る介護サービスです。
【介護保険のサービス】のひとつで、要介護者が【要介護認定1以上】の方が対象となります。
利用目的
介護者の休息の為の、いわゆる『レスパイト』が目的として利用されることもありますが、【冠婚葬祭など急な用務】の場合や、介護度が増して、そろそろ施設入所を考えている時の【お試し目的】としても利用する事が可能です。
申込
申込は介護保険サービスですので、ケアマネージャーに相談する事になります。
施設によって、個室や大部屋などタイプが異なっています。また、食事内容や入浴、レクリエーションなどのサービスも異なりますし、全体の雰囲気にも違いがあります。
事前に見学して、実際の様子を確認してから、利用先を決めた方が良いと思います。
人気のあるサービスですので、お盆や正月など、時期的にはどうしても混雑する時があって希望する時に予約が取れない事もあります。
もし、予定が決まっている場合には、早めの予約が懸命です。
ショートステイ中の医療
宿泊中に、もし体調が悪くなったとしても、普段家で在宅医による訪問診療を受けている方であれば、同じ在宅医がショートステイ先まで往診することが可能です。