予定が白紙


10月10日は「体育の日」。昭和39年の「東京オリンピック開会式の日」を祝して、祭日となりました。何でも最もお天気になる確率が高い日であることが、この日になった理由と言われています。4年後は、何月何日が開会式となるのでしょうか。
ところで、次回の東京オリンピックを「生で見よう!」と今から計画している人も居ることでしょう。

 

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今日は、「予定が白紙になってしまう」お話です。

予定表

多くの人は漠然と10年後、5年後、1年後には「こんな風になっているだろう」と自分のことを思い描いているのではないでしょうか。そして、1年後以内の予定についても、もうあれこれと予定表に書き込んでいて、1ヶ月後の予定ならば仕事をしている人は休暇の申請の手続きや、出かけるのなら交通手段を決めたり宿泊の予約も終えて居るだろうと思います。これが、1週間後の予定などはかなり細かくなり、明日の予定に至ってはほぼ時間単位で、確実に自分の行動を予測して計算するようになってきます。

ところが、急なことで「明日の予定が中止」になることがあります。例えば、運動会が雨で延期されるという様なことです。これは、どうしようもないこととして諦めもつきますよね。では、「1週間丸ごと中止」となったらどうでしょうか?仕事をしている人では、「突然の休み」は多くの人に迷惑をかけてしまうと申し訳なく思うことでしょう。「1ヶ月も、まるまる全ての予定が白紙」となると、さすがに一大事です。先行きの不安も大きくなりますよね。更に「1年先も5年先も10年先も全て、全くの白紙」で、予定が無くなってしまったら・・・

人の一生

人生は、振り返ると自分の思い通りに一直線で進んできた訳ではなく、予想外の回り道や方向転換を繰り返して、現在に至っているのではないでしょうか。それは、これからについても同じで、自分の思ったようには進みそうにありません。

そう割り切っていたとしても、「突然、全ての予定が無くなってってしまう」と、人は中々、現実を受け入れることが出来なくなります。

末期がんの宣告を受ける時は、このような状態になるのです。

受け入れるには時間がかかります。

一生のうちでオリンピックを2回も経験できる人はラッキーかもしれません。

 

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