いびき してませんか?


iStock_000017880296Large

いびきがうるさいと家の人に言われている
寝ている時に息がしばらく止まっていると言われる
朝起きた時に頭痛がする
昼間に大事な会議の途中であっても意志とは無関係に眠ってしまう
こんな症状の方はいませんか?

これらは睡眠時無呼吸症候群の症状です。

睡眠時無呼吸症候群には3種類あります。

  1. 何らかの原因で体が寝ている時に筋呼吸を止めてしまう中枢性睡眠時無呼吸症候群
  2. 仰向けになった状態の時に、喉のところで舌が空気の通り道の気道を塞いでしまう事でおきる閉塞性睡眠時無呼吸症候群
  3. 1と2が混ざった混合性睡眠時無呼吸症候群

ほとんどの人が2番目の閉塞性睡眠時無呼吸症候群です。
どんな人がなりやすいかと云えば、肥満の人と顎が小さい人です。
どんな時になりやすいのかというとアルコールを飲んで寝た時です。

つまり太った人が、アルコールを飲んで上向きに寝ていると起こりやすいのです。

では、予防には何が有効でしょうか?
痩せる事、ダイエットをしてみるのが一番です。またアルコールは程々にする事です。

無呼吸を起こしにくい姿勢は横向きに寝ることです。
仰向けだと重力で舌が気道を押しつぶしてしまいますので、横向きに寝ると舌の重みがかからずに気道のスペースが生まれやすいのです。

無呼吸があると云われた人は、一度医療機関で検査を受ける事をお勧めします。
一晩入院して、夜中どれ位の時間、呼吸が止まっているかを調べる検査です。
この検査で中等症から重症と診断された方は、寝ている間呼吸を助けるC-PAPとよばれる機械を付けて治療します。
C-PAP使うことで様々な症状は消失しますが、慣れるまでに時間がかかり、毎日装着する事が困難なことが難点な所です。
今のところ薬による治療法はありません。

ですが、睡眠時無呼吸症候群は突然死の原因とも云われています。
また、居眠りが原因で車や列車の事故を起こしても困ります。
ダイエットすることは睡眠時無呼吸症候群のみならず糖尿病、高血圧、高脂血症にも有効ですし、膝や腰痛の軽減にもなります。
無呼吸があって心配な方は、是非一度考えて下さいね。

健康と医療 ブログランキングへ

Follow me!


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください