介護が必要?どこに相談します?
自分も、自分の家族もいつまでも健康でいてほしいと皆さん願っていると思います。
でも、人は年々確実に衰えてゆきます。
お父さんやお母さんに次のような症状はないでしょうか?
- 今まで普通に出来ていたことが出来なくなった。
- 足腰が立たなくなってきた。
- 話の辻褄が合わなくなってきた。
- 道に迷って帰れなくなった。
これらは、徐々に衰えが目立つようになってきて、そろそろ介護が必要になってきたサインです。
認知症の初期症状かもしれません。
その時あなたはどこに相談に行ったら良いかご存知ですか?
介護保険制度は2000年からスタートしています。40歳を越えると介護保険料が毎月天引きされているので、ご存じの方も多いと思います。この制度は、毎月積み立てられたお金と税金によって成り立っています。
被保険者は、自分が介護が必要となった時にはサービスを受けることができます。
お父さんやお母さんは今どんな状況であるのか、どのようなサービスがあって、費用はいくらかかって、今後はどうなってゆくのか
などなど疑問は沢山沸いてくると思います。
このような疑問に答えてくれる場所として地域包括支援センターがあります。
このセンターは総合的な介護相談窓口であって各市町村にあります。
主な相談内容は
- 介護の予防に向けての相談
- 介護サービスに関する各種相談
- 成年後見制度、高齢者虐待に関する相談
です。
今すぐ介護は必要はないという方でも、介護の予防サービスを受けられます。
他人ごとで済んでいたのが、突然我が身に降りかかってくるのが介護の問題です。
困った時は自分だけで悩まずに、まず地域包括支援センターに相談してみて下さい。
そして、もしかかりつけの医療機関があれば、そこにも相談してみましょう。
きっとお役に立てると思います。