アラフィフ世代頑張れ!


30数年前の同期入社の方と久しぶりに少しお話しする機会がありました。
お互い50歳を超え、いわゆるアラフィフの世代です。同世代が集まると健康や介護の話になるようです。

今日は、改めて50歳代の年代はどういう年代なのか整理したいと思います。

ライフサイクルとは

ライフサイクルという考え方があることを以前お話ししたことがあります。人間には一人一人多様ですが、概ねそれぞれの年代によって起こるイベントは共通しています。それらを知っておくと、年代毎に「今、何か問題が発生している」、あるいは「近い将来、発生するかも知れない」ことに対処しやすくなります。

年代毎のライフイベント

  • 幼少期から思春期
    それまでの家族中心であった人間関係が、友人との時間を優先するようになり異性を意識します。
  • 青年期
    親から精神的にも経済的にも独立して生活するようになります。
  • 結婚期
    一人一人の生活から二人の生活となり、友人関係にも変化が生まれます。新たに配偶者家族とつながりを持つなど、新たな人間関係を構築して行く時期です。
  • 小さな子供がいる時期
    夫婦二人から、子供中心の生活へシフトします。夫婦の役割分担も必要となります。この時期は仕事でも責任あるポジションにつく時期で大変な時期です。
  • 思春期の子供を持つ時期
    子供の成長に合わせて、子離れが必要な時期です。子供が大学進学ともなれば、お金が必要な時期です。
  • 壮年期
    子育てがひと段落する時期ですが、そろそろ親の介護の問題が出ます。また、自身の健康も気がかりとなります。仕事では中間管理職から更に上級管理職になっていて、責任が重くのしかかります。
  • 老年期は仕事をリタイヤして、ある程度時間に余裕が生まれる時期です。しかし、体力が衰え慢性疾患を抱えていて、場合に寄ると介護を受けることも必要になります。子供に従うことにもなります。

以上のように、ライフサイクルは幼少期、思春期、青年期、結婚期、小さな子供のいる時期、思春期の子供がいる時期、壮年期、老年期と移り変わって行くものです。

アラフィフ世代

壮年期にあたります。会社員であれば、定年まで10年を切り、老後の生活を考えなければならない時期です。
資金面では、まだ大学生位の子供がいる方も多く、持ち家のローン返済もあってきつい時期かもしれません。
健康面では、検診で糖尿病、高血圧、肥満などどれかに該当する人が多く、腰痛、膝痛などの症状がみられる人もいます。女性に多い更年期障害もこの年代です。
仕事面では、管理職で責任は重く部下との人間関係には苦労しているかもしれません。
親の介護の問題が顕在化します。少子化のため四人の親の面倒をみなければいけないこともあります。

こんな訳でアラフィフは大変な時期であることは確かです。

アラフィフの方、頑張りましょう!

 

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