備えあれば…


私は、普段パソコンはMacを使っています。先日、新しい『macOS Sierra』が出たので、早速インストールしました。
何時間も掛かってダウンロードして、ようやく起動画面に来たと思ったらフリーズしてしまって、先に進みません。Macにはバックアップシステムの『time machine』が付いていますが、実はそのバックアップを行っていませんでした。
結局、リカバリーディスクから再起動し、OSを入れ直しています。そんな訳で、いつもと違うwindowsからこれを書いています。

Bundle of Japanese Yen notes. Pile of 10000 Yen

今日は、「備えあれば憂いなし」のお話です。

昔の人は良く言いました。「転ばぬ先の杖」も良く使いますね。今回はパソコンのことなので大したことにはなりません。
ところで、財産や健康にかかわることは人生に大きな影響を及ぼします。

いざという時の「保険」

いざという時の備えとしては、保険があります。例えば火災保険、自動車保険、医療保険などです。
これらは、損害に、或いは出費に対して金銭で補うものです。他人に迷惑をかけてしまう火災や自動車事故などでは入っている人が多いと思います。医療保険は、病気やケガの治療代を補うものです。

国民皆保険制度

日本には、世界に誇れる「国民皆保険制度」があります。国民の全てが、何らかの保険に加入が義務付けられる代わりに、医療費の自己負担が少なく、安心して医療機関にかかれる制度です。
数十年前までは、「高齢者医療は無料、勤労者でも1割負担」の時代がありました。現在は、「超高齢社会から多死社会へ」と進む中で、財源が破綻しかねない状況ですので、自己負担割合が年々増加しています。勤労者は3割負担となり、75歳以上の高齢者でも原則1割ですが所得が多い人には3割負担になっています。

医療技術の進歩によって、『感染症』で亡くなる人が少なくなり、平均寿命は80歳を超えるようになりました。みなさんの抱える病気は、『高血圧』や『糖尿病』『変形性関節症』などの慢性疾患が中心となりました。そうなると、医療費の負担は、かなり重くのしかかってしまいます。入院や手術など高額な医療費は、どれだけ高くても所得に応じた限度額までの支払いですむ「高額療養費制度」がありますが、食費や個室料金などは別にかかります。何より入院中には所得が無くなるので、経済的負担はかなり大きくなります。
公的保険だけでは不安に思う人は多いことでしょう。

そんなわけで、医療保険にも加入している人は結構いると思います。

備えあれば憂いなしですね。

非正規労働者の中には、毎月の保険料が払えなくて無保険の人がいます。彼らは体調が悪くても医療機関にかかることが出来ず、いよいよ重症となり救急搬送されるケースがあります。
その日のことで精いっぱいで、先の備えが出来ない人についても、また考える必要があると思います。

 

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