温泉が身近に在る幸せ
先日、ちょっとリッチな日帰り温泉施設で休日をのんびりと過ごしました。
温泉でゆっくりするのはストレス解消になりますね。
今日は、温泉にまつわるお話しです。
温泉の好み
温泉といっても泉質には色々な種類があるようです。筋肉がほぐれたり、美肌効果があるものや、傷や火傷に効くものもあるようです。
人それぞれ好みはあると思いますが、私は余り泉質にはこだわりがありません。
ただ、温泉の温度は気になります。好みの温度は39度位の少し温めのお湯です。
熱いお湯は苦手です。昔入った草津温泉では、足を浸けただけで真っ赤になる程の熱さで、とても入れませんでした。高齢の方が涼しい顔をして湯船に入っていたのが不思議で、皮膚の感覚が麻痺しているのではと思うほどでした。
瞑想に似た体験
私は視力が悪い為に、眼鏡を外すとほとんど見えません。寝るときとお風呂に入るとき以外は常に眼鏡をしています。
温泉に入るときも眼鏡を外しますが、夜などは足元が暗くて、段差もわかりにくい所もあって転倒の危険があります。手探りで手すりを頼りにそろそろと進みます。お年寄りの方の目が不自由になった気持ちが、この時ばかりは理解出来ます。
ただ、悪いことばかりではありません。目が見えずぼんやりした風景の中で一人湯船に浸かっていると、瞑想しているような感覚になります。日頃、毎日の生活のことに頭がいっぱいになっていますが、少し引いた視点から、これからの生き方や過ごし方のようなことを考えるには絶好の機会です。
田舎で暮らすメリットのひとつ
都会で暮らしていた時には、温泉に行くのに車で数時間走らなければなりませんでした。ところが、田舎に暮らすようになると、大概の所には車で少し走れば温泉があります。
都会で暮らす便利さは沢山ありますが、地方で暮らす良さもまたあります。
今は、有名な温泉街が近くにあって、いつでも銭湯感覚で温泉に浸かれる幸せを味わっています。