頑張れアラフィフ親父


私が生まれ育った町には一つの小学校と一つの中学校があり、町内の子ども達は皆、9年間同じ学校で過ごします。そんな訳で、幼なじみの絆は他よりも深いと思います。

Silhouette of Father and Son Playing Baseball Outside

先日、同級生の有志が久しぶりに集い、飲み喰いしながら色々と話す機会がありました。
当然皆、同い年で、アラフィフ世代です。会えば昔のあだ名で呼び合い、直ぐに40年以上も前の頃に戻ります。容姿は年相応に変化していますが、基本的に中身は変わっておらず、昔話に盛り上がります。

ひとしきり話したあと、皆に介護の経験を聞いてみると、幸いご両親が健康で介護は全員未経験でした。
近い将来、介護の問題が必ず出てきます。そんな時に慌てないようにと、『認知症』についてや、介護保険について少し話をしました。
しかし、切迫した状況ではない為に、余り関心が無いようでしたので、さらりと済ませました。
介護や死についての話は、どうしても暗いイメージでとらえられていて、宴会の話題としては余り適さないのかもしれません。
「困った時には相談に乗るよ」くらいが、私たちの世代には、丁度良いのでしょう。

アラフィフ世代は、まだまだ『病院通い自慢』をする年代でもなく、仕事に精を出している年代です。中には中学生や高校生の子供を抱えているのも居て、あと数年は、泣き言も言わず家族の為に頑張って働かなければならない父親達です。
【自身の老後の事には漠然とした不安を抱えながらも、今を懸命に生きている】
彼らを見て、アラフィフとは、そんな年代なのだと改めて思いました。

頑張れアラフィフ親父!

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