健康寿命 知ってます?
『健康寿命』とは、寝たきりや痴呆等になることなく健康で自立した生活を送ることが出来る期間を言います。
これは平均寿命と健康寿命の差を表したものです。
この差は介護を受けながら生きてゆく時間といえます。
男性は9年、女性は13年。これを長いと感じますか?短いと感じますか?
介護が必要となる原因疾患は、脳梗塞などの脳血管疾患で約2割、認知症で約2割、転倒骨折で約1割となっています。
脳血管疾患は死因の順位は下がり4位まで後退しましたが、要介護となる疾患ではトップです。
医学の進歩により死ぬことは少なくなりましたが、麻痺が残る疾患となったわけです。
最後の1日まで健康で自立した生活を送り、眠るように亡くなるいわゆるピンピンコロリを理想とする方が多いと思いますが、
現実には介護を受けずに亡くなるのは困難のようです。
現在介護のことにあまり関心がない方も明日は我が身です。
すこし時間をとって考えてみる必要があると思います。