禁煙外来の仕組みについて


a cigarette butt on white

禁煙外来と言う言葉を聞いたことがありますか?
テレビで石原軍団や仲間由紀恵さんが登場して禁煙を呼びかけるコマーシャルが数年前にありましたね。

現在タバコを吸っている人は、ニコチン依存症という病気にかかっており、『病気なので風邪やその他の病気と同様に、薬で治療しましょう。』という考え方があります。
そして、その治療のための外来を特に『禁煙外来』といいます。
『禁煙外来』は医療保険が適用されます。3ヶ月間に外来を5回通院し、貼り薬もしくは飲み薬の治療を受けます。

禁煙で辛いのは、始めの1週間と云われていますので、これを薬を使う事で上手く乗り越えるものです。
治療効果も高くて、3ヶ月の禁煙外来を無事乗り越えられた方は約9割の方が一旦は禁煙に成功します。ただ、その後1年以内に再度吸い始める方が居て、1年以上禁煙が続く人は約半数と言われています。
タバコが無くても大丈夫な生活習慣をいかに確立するか、が大きなポイントです。でも何十年も吸っていた人のうちの約半数が止める事が出来ているのはすごいことだと思います。

費用は3割負担の方で、3ヶ月で約19,000円程かかります。これを高いと考えるかどうかですが、1日に1箱吸っている方では、1ヶ月で14,400円かかります。3ヶ月では43,200円、1年では172,000円払っている勘定です。【3ヶ月だと、19,000円 < 43,200円】24,200円のお小遣いが出来ますね。
1年経てば再び保険で禁煙外来を受ける事が可能になります。一度で止められなくても何度でもトライする事が出来ます。

タバコを少しでもやめたいなと思っている方は、ぜひ試してみて下さい。
近くの『禁煙外来』を行っている医療機関は、ネットで検索すれば分かります。

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