もしバナゲーム


自分が将来どこかで亡くなることは、みなさんも頭で理解はしていると思います。
しかし、その時を「どこで」、「誰と」、「どのように」過ごしたいかを、家族や大切なひとと話をすることはほとんど無いと思います。

実際にその時を迎えたときには、残念ながら明確な意思表示が出来る状態にはありません。従って、自分の思うような最期を迎えるためには事前に話し合っておく必要があります。

このような、人生の最終段階における医療・ケアについて、本人が家族等や医療・ケアチームと繰り返し話し合う取り組みを「ACP(アドバンス・ケア・プランニング)」と言いますが、平成30年末に厚生労働省がその愛称を「人生会議」に決定しました。

人生会議をどのように行ってゆくかは難しい点がありますが、ひとつのツールとして「もしバナゲーム」があります。これはiACPが作成しているもので、自分が大切にしたいことを選ぶカードゲーム形式になっているものです。これをつかうことによって、気軽に終末期の考えが家族や大切なひとと共有できるようになっています。

実際に職場の方とやってみました。その人の考え方や意外な一面が垣間見られて、関連する話に広がってゆきました。

いちど試してみてはいかがでしょう?

 

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